ウタタラは、トゥバ音楽演奏家で生物学者の等々力政彦と、美術家でダンサーの升田学の2人による実験の場です。いくつもの顔を持つ二人はあらゆる視点で世界を眺め、それらを等々力はウタ(歌)にのせ、数字に置き換え、升田は身体で表し、絵に描きだします。それらを次々にステージに乗せ、一見無関係に感じるものを繋いでみせます。すると自然に観客も無縁ではなくなっていきます。ライブ鑑賞しているような時間もあれば、講座や体験学習をしているような時間もあり、様々な職業をまたぐ二人だからこそできる複合イベントです。
プロフィール
等々力政彦(とどりき まさひこ)
トゥバ音楽演奏家。20年以上にわたり南シベリアで喉歌(フーメイ)などのトゥバ民族の伝統音楽を現地調査しながら、演奏活動をおこなっている。あがた森魚、朝崎郁恵、安里勇、中孝介、安東ウメ子、井上鑑、EPO、太田惠資、OKI、押尾コータロー、かとうかなこ、古謝美佐子、鼓童、大工哲弘、常味裕司、TeN(A Hundred Birds)、一十三十一、山本潤子、吉川忠英、吉見征樹、Huun-Huur-Tu、Sun Ra Archestra、Yat-Khaなど内外のミュージシャンと共演、およびアルバム参加。嵯峨治彦(モンゴル音楽)とのユニット「タルバガン」、奥野義典・瀬尾高志・竹村一哲とのユニット「グロットグラフィー」、ササマユウコ・真砂秀朗とのユニット「生きものの音」でも活動中。
tomomi
2013年大阪新町にてベジタリアンカフェ 【Musuhi cafeカヤ】を開業。現在は宝塚にてケータリングやお料理教室を開催。
ベジタリアン料理の他にも、アジア料理、スパイスカレー、スイーツなども得意としている。
また、イベントの企画運営なども手がける
Utatara is a space for experimentation by Masahiko Todoroki, a Tuvan musician and biologist, and Manabu Masuda, an artist and dancer. The two men, who have many faces, look at the world from different perspectives, and Todoroki puts them into uta (song) and translates them into numbers, while Masuda expresses them with his body and paints them. They put them on stage one after another, connecting seemingly unrelated things. As he does this, the audience naturally becomes unconnected. At times it is like watching a live performance, and at other times it is like a lecture or hands-on learning experience, a complex event made possible by two people who straddle a variety of professions.