本作品は、「バシェ音響彫刻 —音の軌跡を未来につなぐプロジェクト—」のイベントを、N.U.I.projectにより映像収録されました。収録の様子は12月12日(土)、オンライン限定にて無料Live配信されました。
収録日:2020年12月12日(土)
出演:アンサンブル・ソノーラ、升田学
配信:N.U.I.project(https://www.nui-projec…)
アンサンブル・ソノーラ Ensemble Sonora
バシェの音響彫刻をこよなく愛する4人の音楽家(沢田穣治、渡辺亮、岡田加津子、北村千絵)が結集し、2016年10月大阪万博記念公園パビリオン(旧)鉄鋼館にてデビューライヴ開催。以降、4人の中でデュオやトリオなど自由に組み替えながら音響彫刻を演奏する。2019年より京都市立芸術大学芸術資源研究センター「バシェの音響彫刻プロジェクト」の主要メンバーとして、音響彫刻のメンテナンスや奏法研究に力を注ぐ。2020年初アルバム「Baschet Sound Sculpture ~ Wind blows from West to East」を発行。バシェの教育音具パレット・ソノールを用いたコンサートやワークショップも展開中。
升田学 Manabu Masuda
ワイヤーアーティスト・ダンサー・グラフィックデザイナー
2006年より一本のワイヤーを一筆書きのように創作する美術作品「ヒトスジ」を発表。50㎡の天井吹き抜け空間を活かし、大空を借景にした展示「絵空事」(2016)を開催するなど、展覧会多数。現在ライフワークとして、京都・瑞泉寺が所有する「當麻荼羅図」をワイヤーアートとして写仏中(2016~)。
一方ダンサーとして「夜のことば」(2014~)、漂流詩(2019~)、カオルノノマス(2020~)、N.U.I.project(2020~)など多数のプロジェクトを展開中。その他、やなぎみわ、セレノグラフィカ、孤独の練習など舞台作品に多数出演。元維新派(1997~2008)、アートーン代表。
バシェ音響彫刻
ベルナール・バシェ(1917–2015)、フランソワ・バシェ(1920–2014)の兄弟によって考案された音の鳴るオブジェです。 ニューヨーク近代美術館(MoMA)、パリ装飾芸術美術館など世界各地で活発に展覧会や演奏会が開催されました。
N.U.I.project
メンバーが「山形国際ドキュメンタリー映画祭」をきっかけに出会い、拡張していったクリエイティブ・ユニット。即興性とドキュメンタリズムを追求する創作集団。N.U.I. projectの作品は、互いにそれぞれの分野に滲出しあいながら、ダイアローグを重ね、各々が表現として昇華、個を取り払った普遍的なものを創作し続けている。