この度、初めてフランスでワイヤーアートを発表します。今回は、ART Shopping Parisと兵庫県パリ事務所の二会場での展示です。
ART Shopping Parisでは、単独で1ブース借りて展示販売!積極的にアピールします。ちなみに90ブースほどが並ぶそうです。
加えて兵庫県パリ事務所では個展を開催します。より深い交流を求めてオープニングパーティ(Vernissage)やライブ創作の実施も予定しています。
スケジュール
会場>カルーセル・デュ・ルーヴル (ART Shopping Paris)
10月17日(金) 20:00 – 23:00 (ヴェルニサージュ:関係者と招待客のみ)
10月18日(土) 11:00 – 20:00(一般)
10月19日(日) 11:00 – 19:00(一般)
https://www.artshopping-expo.com/
https://www.instagram.com/artshoppingofficiel?igsh=ajZ1eWtsbzc4ZDN1
会場>兵庫県パリ事務所
10月20日(月) 午後(詳細は後日)
10月21日(火) 午後(詳細は後日)
https://www.instagram.com/hyogo_europe?igsh=d3F6dDB0d3FrM2Ji
なぜフランスで出展するのか?
アート業界において、いまだフランスが中心だと言われます。ご存知のようにアート市場の中心はニューヨークに移っているものの、芸術の中心はフランスだと私も思います。つい最近、改めてそう感じる出来事がありました。それは現在開催中の大阪万博2025におけるフランス館を訪れた時です。
万国博覧会とはそもそも公衆の教育が主な目的の博覧会で、私の認識では世界の知識や技術などを共有する場であり、人々の生活がより便利になる新しい技術や製品が誕生するきっかけになる場所です。そんな博覧会でフランスは「愛」を展示していました。それは、絵画・彫刻・建築・ファッション・ダンスなど、あらゆる芸術への「愛」でした。言い換えると「モノを生み出す」ことのできる人類への賛歌でした。加えて地球や宇宙や生命といった生み出されたこの世界を愛でるものでもありました。一方で、それらの「愛」が足りていないと警笛を鳴らす展示でもあるとも感じました。様々な知識や技術が発展する中、その技術を使いこなす人の「心」が成長(発展)していないと訴えているようです。私は愛したい。
そうした「愛」に溢れた国だからこそ、いまだに芸術の中心と言われるのだと思います。そんな国のそんな人々に作品を見てもらい、語り合うことは私にとって大きな意味があるのです。ワイヤーアート作品発表から20年目を目前とした今年2025年10月、活動範囲を世界へと広げるべく、そのフランス・パリにて作品を発表いたします。特筆すべきはフランス在住7年および日仏通訳家の経験がある専属マネージャーが就いたことであり、二人三脚でパリ出展、そして世界に挑む所存です。
出展するART Shopping Paris について
今年2025年10月17日から19日、様々な縁が重なり、春と秋の年2回ルーヴル美術館直結の複合施設「カルーセル・デュ・ルーヴル」で開催されている「Art Shopping Paris(アート・ショッピング・パリ)」に出展いたします。
これは2007年から続くアートフェアで、30カ国以上から、90の出展者、250名以上のアーティストが参加し、絵画、彫刻、写真、書画、ストリートアートなど幅広いジャンルの作品が出展されます。 文化的な中心地で開催されるため、国際的なバイヤーやコレクター、ギャラリストが集まりやすいのが特徴で、アーティストたちは会場に常駐し、彼らと直接交流することができるのです。
兵庫県パリ事務所にて個展開催について
パリでは、公益財団法人兵庫県国際交流協会の事業所である「兵庫県パリ事務所」での展示およびライブ制作も、Art Shopping Paris 直後の2025年10月20日21日に決まっています。兵庫県パリ事務所はフランスをはじめとする欧州、中東及びアフリカ地域との経済・文化交流の促進、相互理解の深化を図ることを目的としている事業所で、ここではArt Shopping Paris で出会った国際的バイヤーやコレクター、ギャラリストとの接点を深め、より深く対話をする予定です。フランスをはじめとするヨーロッパでの活動の基盤確立を目指しています。
この渡仏を皮切りに、本格的に海外で活動することを目指しています。将来の升田の活躍の可能性を信じ、この度たくさんの方々に協賛いただいたことに感謝申し上げます。
協賛:有限会社ナカトク 、京都樹脂株式会社、清水美明、南田潤、増田博子、西田光彦、小山仁、菅家克子、中筋真美子、三戸俊徳
協力:KAOLUNONOMATH、松山のぞみ、青木香、近藤真五