Masuda Manabu

[Dance] 「法然上人と室津の遊女」2023.10.7sat 8sun. 14sat. 15sun.

2023/9/19

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[限定夜間拝観PureLandLight]

安田登一座×青年僧・池上創作舞台『法然上人と室津(むろつ)の遊女』

京都永観堂は境内の放生池にて、能楽師安田登の一座『ノボルーザ』と西山禅林寺派全国青年会のコラボレーションにより、法然上人のエピソードに材を取った池上創作舞台が奉納されます。
法然上人伝によれば、念仏弾圧の法難により四国へ流罪となった法然上人が、船で兵庫県室津の沖に差し掛かった時、小舟に乗って教えを乞いにやってきた遊女に専修念仏を勧めました。
この逸話を基にした安田登氏による創作能を、放生池池上と橋の上を舞台に、安田登率いるパフォーマンス集団『ノボルーザ』に升田学も加わり、浄土宗西山禅林寺派の青年僧の皆さんとコラボレーション上演・奉納します。光る池上での幻想的な舞台と音楽で法然上人を感じてください。

2023年10月7日(土)8日(日)14日(土)15日(日) 19:15〜19:45

京都永観堂

無料/要予約

●作・演出 安田登
●キャスト
称名念仏:浄土宗西山禅林寺派全国青年会
法然上人:安田登
従僧:大島淑夫
船頭:本郷智
遊女:金沢霞、香夜子
船頭:升田学
キーボード:ヲノサトル
笙:カニササレアヤコ
笙:名和紀子
太鼓:森山雅之
地謡と語り:玉川奈々福、笑福亭笑利

安田登プロフィール
1956年千葉県⽣まれ。下掛宝⽣流ワキ⽅能楽師。元ロルファー。
⾼校時代、⿇雀をきっかけに甲⾻⽂字と中国古代哲学への関⼼に⽬覚める。⾼校教師時代に能と出会う。ワキ⽅の重鎮、鏑⽊岑男師の謡に衝撃を受け、27歳で⼊⾨。現在は、能楽師のワキ⽅として国内外を問わず活躍するかたわら、
『論語』などを学ぶ寺⼦屋「遊学塾」を東京を中⼼に全国各地で開催。⽇本と中国の古典の “⾝体性”を読み直す試みも継続。能のメソッドを使った作品の創作、演出、出演も⾏なう。隣町珈琲でも「論語と⾝体」「古事記から探る⽇本⼈の古層」シリーズなど連続講座を多数開催。
主な著作
『能に学ぶ身体技法』 (2005)
『身体感覚で「論語」を読みなおす。―古代中国の文字から』 (2009)
『身体能力を高める「和の所作」』 (2010)
『身体感覚で「芭蕉」を読みなおす。』(2012)
『体と心がラクになる「和」のウォーキング』(2012)
『不安や緊張を力に変える心身コントロール術』(2017)
『野の古典』(2020)
『見えないものを探す旅』(2021)
『三流のすすめ』(2021)
『古典を読んだら、悩みが消えた。』(2022)
『魔法のほね』(2022)
など多数。