Masuda Manabu

[Dance] 漂流詩版 榲桲に目鼻のつく話「二、暗がり坂にて」2023.10.28sat.

2023/8/11

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うつくしくて ふしぎなかじつ「榲桲(まるめろ)」につれられて こちらから あちらへ

本公演は、絵本版「榲桲に目鼻のつく話」(泉鏡花・作)に着想を得て、漂流詩の2人が泉鏡花のことばの世界に身を置きながらも、「今、ここにある体」を大切に、お客さんと共に物語に登場する「暗がり坂」などの主計町界隈を巡り、その場所から感じたことを即興的に「振舞」と「発語」に置き換え、その“対話”によって【漂流詩版】「榲桲に目鼻のつく話」を上演する試みです。
また、絵本版「榲桲に目鼻のつく話」の制作者であるイラストレーターの中川学氏、デザイナーの泉屋宏樹氏をトークゲストに迎え、鏡花文学の魅力をたっぷりとお話しいただきます。

2023年10月28日(土)①13:00 〜 ②17:00〜

主計町(かずえまち)事務所(主計町検番)+その界隈

¥2,000

出演:升田学、エメスズキ、中川学(トークゲスト)、泉屋宏樹(トークゲスト)

主計町事務所:石川県金沢市主計町3-15

上演時間:約80分

定員:各回25名

発売日:9月1日(金)受付開始(先着順)

アクセス:■ふらっとバス>JR金沢東口(兼六園口)「金沢ふらっとバス(此花ルート)」のりばから彦三緑地下車 徒歩5分

 

漂流詩について

升田学とエメスズキが、その「場」で知覚することを「振舞」や「発語」に変換し、漂流するように対話していく表現体。2019 年、葉ね文庫(@大阪)で産声をあげる。これまで短歌や川柳、 俳句など、主に言葉を扱う人々の間で発表を続けている。2022年には、川柳人 八上桐子、歌人 牛隆佑と共に「エミューの会」を発足。ここでは、古くから行われている「吟行」に漂流詩が加わったスタイルで行われ、歌人・詩人の域を越え、多くの人々を巻き込みながら、動物園や滝道など、様々な場をめぐることを軸として活動している。

吟行は、風景を味わい・感じ取り・削ぎ落とし、五七五や五七五七七のような形に落とし込み、短い言葉に、小説や映画並の情報を含めるかが肝になる。かたや漂流詩も風景を味わい・感じ取り、短い言葉と振る舞いに落とし込む。その発語と振る舞いで二人が対話し、いかに観る者の心に触る世界を立ち上げられるかということに重きを置いている。

※会場は2階のため階段を利用しますのでご注意ください。

※主計町界隈を5~10分ほど歩きますので、歩きやすい服装、軽そうでお越しください。

 

記録撮影:西浦恒

制作:山﨑佳奈子

フライヤー人物写真:小林志穂

フライヤーデザイン:泉屋宏樹

イラスト:中川学

 

金沢ナイトミュージアム2023

主催:公益財団法人金沢芸術創造財団/公益財団法人金沢文化振興財団

共催:金沢市

後援:北國新聞社/MRO北陸放送/石川テレビ放送/テレビ金沢/HAB北陸朝日放送/エフエム石川

協力:主計町料理亭組合事務所、吉田道呼、西浦友美

企画:漂流詩