Masuda Manabu

漂流詩版「榲桲に目鼻のつく話 」プレ「白百合の咲く庭に」 終了しました

2022/5/26

SHIRAYURI-FB

ダンサー・エメスズキさんと、2019年ごろから活動する「漂流詩」が、泉鏡花に挑戦します。

題材は「榲桲に目鼻のつく話 」。泉鏡花通でも読まれることが少ないこの著作を、イラストレータの中川学さんとデザイナーの泉屋宏樹さんが絵本として出版。その絵本の魅力にひかれ、絵を担当された中川さんの勧めもあって「漂流詩」としてこの世界で漂流したいと思います。

 

詳細

2022.6.26(日) 17時- (約90分)

京都 瑞泉寺


2000円

企画趣旨:泉鏡花のことばが、現代に生きる2体のからだを通して、あっちへ行ったりこっちへ来たり・・と漂いながら、もうひとつの「榲桲に目鼻のつく話」を、空間に描く試みのプレ企画。本公演に向けて、絵本「榲桲に目鼻のつく話」の「ゑ」を描いた中川学氏をゲストに、この作品と「漂流詩」※の出会い方を「(瑞泉寺の)庭」という場をヒントに語り合う。

企画内容:
「漂流詩(発語と振舞)」に関するシェアタイム→20分

漂流詩※→30分


語り合いの時間→30分

※漂流詩→発語と振舞が、漂流するように交わされていく、升田学とエメスズキの対話表現。2019年、葉ね文庫(@大阪)で産声をあげる。これまで短歌や川柳、俳句など、主に言葉を扱う人々の間で発表を続けている。(Twitter:@HYORYUSHI1)

出演:升田学 エメ スズキ

トークゲスト:中川学(瑞泉寺 住職)

制作:山﨑佳奈子
イラスト・タイトル文字:中川学

宣伝デザイン:泉屋宏樹(iD.)
記録撮影:西浦恒
協力:瑞泉寺


●プロフィール●

升田学: ダンサー・グラフィックデザイナー・美術家
セレノグラフィカと「夜のことば」(2014年〜)、等々力政彦と「ウタタラ」(2018年〜)、エメスズキと「漂流詩」(2019年〜)など多数のプロジェクトを展開。一方、2006年より一本の針金で描く美術作品「ヒトスジ」を発表。6×7mの天井吹き抜け空間を活かし大空を借景にしたインスタレーション展「絵空事」を開催するなど、展覧会を多数。また、NPO法人ダンスボックスの主な広報デザインを担当。元維新派(1997年〜2008年)。

エメ スズキダンサー

1990年よりダンサーとして国内外で活動。2004年ごろから地域の人々と「ヲドリ」を通したプロジェクトに多々取り組み、現在はこども世代と「ヲドリ」の可能性を、日々開拓中。(YouTube profile: 【アーティスト紹介】エメスズキ – YouTube

一方で、2018年頃から即興と無意識をテーマに、様々なジャンルのアーティストと、のびやかに「ヲドリ」を展開中。